新型エクストレイルの価格・内装・燃費・サイズをわかりやすく解説

自然豊かな山と湖を背景に、オリーブグリーンの新型日産エクストレイルT33型(ROCK CREEKグレード)2台と日本人のオーナー男性が写るブログ記事アイキャッチ画像。1台はリアハッチを開け、釣具が積まれた荷室を男性が指差している。画像には『新型エクストレイル T33 完全解説』『オーナーが語る 価格・内装・実燃費』『2025年改良&ROCK CREEKも紹介』の文字が含まれる。

こんにちは。
X-TRAIL JOURNEYのワタルです。

現在の新型エクストレイルは、2022年に登場した4代目T33型をベースに、2025年9月のマイナーチェンジで装備やデザインを進化させたモデルです。

私はマイナーチェンジ前の初期型T33に乗っていますが、エクストレイルはカタログに書かれた価格や燃費だけを見ても、この車の良さはなかなか分かりにくいと感じています。

実際に乗っていると、モーターならではの滑らかな加速、e-4ORCEの自然な曲がり方、荷物を積みやすい荷室、長距離でも落ち着いて過ごせる内装など、毎日の使い勝手に関わる部分が購入後の満足度を大きく左右するんですよ。

一方で、グレードによっては500万円近い価格になりますし、全幅1,840mmというサイズ、高速道路での燃費、7人乗りの3列目など、購入前に確認しておきたい部分もあります。

そこでこの記事では、2025年改良後の新型エクストレイルについて、価格・内装・燃費・サイズといった基本情報だけでなく、T33型オーナーとして実際に感じている使い勝手まで含めて解説していくので参考なれば幸いです。

記事のポイント
  • 2025年改良後の新型エクストレイルの価格と変更点
  • 内装や荷室を実際に使うときのチェックポイント
  • カタログ燃費とT33オーナーとして感じる実燃費
  • サイズや評価を踏まえた後悔しにくい選び方
日産エクストレイルT33型のホワイトボディ正面外観
私が乗っているT33型エクストレイル。現行モデルも基本的なボディサイズやe-POWERの考え方は共通しています
目次

新型エクストレイルの最新情報

現在販売されているエクストレイルを理解するうえで、まず押さえておきたいのが2025年9月のマイナーチェンジです。

「新型」と検索するとフルモデルチェンジしたように感じるかもしれませんが、現行車は4代目T33型を改良したモデル。

基本的なe-POWERやe-4ORCEの仕組みを受け継ぎながら、内外装と先進装備がアップデートされています。

2025年改良で変わった点

日産は2025年8月21日にエクストレイルのマイナーチェンジを発表し、標準モデルを同年9月18日から発売しました。

今回の改良ではフロントまわりやアルミホイールなどのデザインが変更され、車内ではGoogleを搭載したNissanConnectインフォテインメントシステムを採用。
さらに周囲を立体的に確認できる3Dビューなど、駐車や狭い場所で役立つ機能も加わっています。

詳しい変更内容については、日産自動車「エクストレイル」をマイナーチェンジ、併せて新グレード「ROCK CREEK」を追加で公式発表を確認できます。

現在の「新型エクストレイル」はT33型の改良モデルです。

中古車を探すときは、同じT33でも2025年改良前と改良後でナビやカメラなどの仕様が異なる点に注意してください。

Google搭載ナビの進化

2025年改良モデルで個人的に大きいと思うのが、Google搭載のNissanConnectインフォテインメントシステムです。

GoogleマップやGoogleアシスタント、Google Playを車載システム側で利用できるため、スマートフォンとの連携だけに頼らず目的地検索や情報確認ができるようになりました。

私が乗っている初期型T33とは車内での使い方が変わっている部分なので、これから購入する方には実車で触ってほしいところですね。

また、3Dビューや車体前方の路面を確認しやすくする機能は、全幅1,840mmあるエクストレイルを狭い駐車場で扱うときにも役立ちます。

日産エクストレイルT33型の運転席とダッシュボード
T33型エクストレイルの運転席。横方向に広がるダッシュボードで落ち着いた雰囲気があります

◆ワタルのワンポイントアドバイス
中古のT33を検討するときは「T33だから同じ装備」と思わない方がいいです。
特に2025年改良前後ではナビやカメラ関連に違いがあるので、年式だけでなく実車の装備まで確認してみてください。

ROCK CREEKなども追加

現行エクストレイルは標準のS・X・Gだけでなく、アウトドア色を前面に出したROCK CREEK、スポーティなNISMO、上質感を高めたAUTECHなど選択肢が増えています。

特にROCK CREEKは、専用の内外装に加えて防水シートを採用しているため、キャンプや釣りで濡れたウェアや道具を扱う人とは相性が良さそうです。

私自身も釣り道具を積むことが多いので、防水性を意識した仕様にはかなり惹かれます。
ただし、特別仕様車は価格も上がるため、見た目だけではなく装備内容まで見て判断したいところです。

新型エクストレイルの値段

エクストレイルの新車価格は、標準モデルだけを見ると約384万円から約495万円です。
さらにNISMOやAUTECHなどを含めると500万円台後半まで広がります。

同じエクストレイルでも100万円以上の差が出るため、「新型はいくら?」という質問には、グレードと駆動方式まで決めないと答えが出ません。

標準グレードの価格一覧

2026年8月11日時点で確認できる標準モデルのメーカー希望小売価格は次のとおりです。

グレード駆動定員価格
S2WD5名3,843,400円
X2WD5名4,049,100円
G2WD5名4,646,400円
S e-4ORCE4WD5名4,038,100円
X e-4ORCE4WD5名4,349,400円
X e-4ORCE4WD7名4,479,200円
G e-4ORCE4WD5名4,946,700円

特別仕様では、ROCK CREEK e-4ORCEの5人乗りが4,756,400円、7人乗りが4,886,200円。
NISMO e-4ORCEは5,416,400円、NISMO Advanced Packageは5,962,000円となっています。

価格や装備は変更される可能性があるため、最終的には日産公式「エクストレイル 価格・グレード」で確認してください。

グレードごとの装備や見積もりについてさらに詳しく知りたい方は、エクストレイルの新車価格とグレード別の違いでも詳しく紹介しています。

4WDと7人乗りの価格差

たとえばXでは、2WDが4,049,100円、5人乗りのX e-4ORCEが4,349,400円なので、価格差は300,300円です。

この差を「雪道を走るためだけの30万円」と考えると高く感じるかもしれません。
ただ、e-4ORCEは前後モーターとブレーキを連携させ、加速・減速・旋回時の車体の動きをコントロールする仕組みです。

私はe-4ORCEに乗っていますが、雪道よりも普段のカーブや長距離ドライブで恩恵を感じることの方が多いですね。SUVらしい車高がありながら、曲がるときの動きが自然で、運転していて気持ちいいんです。

また、7人乗りはX e-4ORCEに設定され、5人乗りより129,800円高くなります。
常に7人で移動するためというより、「たまに6~7人で乗りたい」という家庭に向いている仕様だと考えた方が分かりやすいでしょう。

支払総額は本体価格で決まらない

車両本体価格だけを見て予算を決めるのはおすすめしません。

実際の購入では、ボディカラー、メーカーオプション、フロアマットやドライブレコーダーなどの販売店用品、登録に伴う費用などが加わります。

特にGは装備が充実している一方、パノラミックガラスルーフやBOSEサウンドなどを選んでいくと支払総額はさらに上がります。

価格や税金、諸費用は購入時期や地域、選択する装備によって変わります。
この記事の金額だけで契約を判断せず、正確な情報は日産公式サイトと販売店の見積書で確認してください。

新型エクストレイルの内装

エクストレイルの内装は、私がこの車を気に入っている部分のひとつです。

派手さで目を引くというより、ダッシュボードの横方向への広がりや素材の使い方、スイッチ類の配置などを含めて、長時間過ごしても落ち着ける雰囲気があります。

運転席まわりの質感と操作性

上位グレードでは大型ディスプレイやメーターディスプレイ、ヘッドアップディスプレイなどが組み合わされ、運転中に必要な情報へ視線を移しやすい設計になっています。

一方で、すべてを画面操作に寄せているわけではなく、使用頻度の高い機能には物理スイッチも残されています。

私はこのバランスが結構好きです。
運転中に温度を変えたいときなど、毎回画面の階層を探さなくていいのは地味ですが助かります。

日産エクストレイルのステアリングホイールと操作スイッチ
ステアリングには運転支援やメーター操作に使うスイッチがまとめられています

2025年改良車ではGoogle搭載NissanConnectによってナビまわりの使い方が変わっているので、初期型T33の中古車と現行新車を比較する方は、ここを実際に触り比べると違いが分かりやすいですよ。

シートと後席の使いやすさ

前席はシートそのものに厚みがあり、SUVらしい見晴らしの良さがあります。

後席は2列目が40:20:40の分割方式となっていて、中央部分だけを倒して長い荷物を積むような使い方も可能です。釣り竿などの長尺物を積む私にとって、この使い方ができるのはありがたい部分ですね。

2列目にはスライド機構もあるため、人を乗せるときは足元を広げ、荷物を増やしたいときは前へ動かすといった使い分けができます。

日産エクストレイルのタンカラー内装と前後シート
タンカラーの内装は明るく、エクストレイルの上質な雰囲気を感じやすい部分です

ただし、シート素材や電動調整、内装加飾などはグレードによって違います。
「写真で見た内装と実際に検討しているグレードが違った」ということがないように確認してください。

荷室はアウトドアでも使いやすい

2列5人乗りの荷室容量は、2列目を通常位置にした状態でVDA方式575Lです。

私の場合は釣り道具を積むことが多いので、単純な容量以上に「荷物をどう並べられるか」を気にしています。

ロッド、タックルボックス、クーラーボックス、着替えなど形の違う荷物を積むと、荷室の横幅と床の使いやすさがかなり重要なんですよ。

5人乗りなら荷室を日常的に使いやすく、2列目の中央だけ倒して長尺物を通せるため、アウトドア用途でも使いやすいと感じます。

荷室を汚れや傷から守りたい方なら、購入後にT33対応のラゲッジマットや収納用品を探しておくと、普段使いとアウトドアを両立しやすくなります。

3列7人乗りは人を乗せる選択肢が増える反面、3列目を常用する車として購入するなら実車確認をおすすめします。
大人が長時間乗る用途ではなく、必要なときに使える補助的な席として考えた方が選びやすいでしょう。

新型エクストレイルの燃費

燃費はエクストレイルを検討している方が気にする数字ですよね。

現行T33は日本仕様の全車が第2世代e-POWERで、1.5L VCターボエンジンは発電を担当し、実際にタイヤを動かすのはモーターです。

この仕組みを理解すると、一般道と高速道路で燃費の印象が変わる理由も見えてきます。

現行モデルのWLTC燃費

仕様WLTC燃費市街地郊外高速道路
2WD・5人乗り19.4km/L17.9km/L21.1km/L19.1km/L
e-4ORCE・5人乗り18.1km/L15.9km/L19.8km/L18.1km/L
e-4ORCE・7人乗り18.0km/L15.9km/L19.6km/L18.0km/L

2WDの方が数字では有利ですが、e-4ORCEとの差はWLTC総合で約1.3km/Lです。

燃費だけを最優先するなら2WDが候補になりますが、4WDの走りや雪道、雨天時、山道での安心感まで含めると、数字だけで決めるのは少しもったいないかなと思います。

オーナー実燃費はどのくらいか

ここはカタログではなく、私が初期型T33 e-4ORCEに乗って感じている燃費をお話しします。

信号が少なく流れの良い一般道では、20km/Lを超えることがあります。
反対に高速道路を中心に走ると、私の使い方では15km~18/L前後になることがあります。

また、那須高原まで下道中心で往復したときは、約476kmを走行して満タン法でおよそ18km/Lでした。
ちなみにほぼエアコンを使用しての燃費です。

実際の走行条件や給油量も含めた内容は、エクストレイルT33で下道476kmを走った実燃費で紹介しています。

◆ワタルのワンポイントアドバイス
エクストレイルの実燃費は走る場所でかなり印象が変わります。
私の車では、信号の少ない一般道を一定のペースで走る場面はかなり得意。
一方、高速道路だけを走ったときは「思ったほど伸びないな」と感じることがあります。

もちろん、実燃費は気温、渋滞、エアコン、タイヤ、荷物、運転方法などで変化します。
私の数値もすべてのエクストレイルで同じ結果になるものではありません。

高速で燃費が伸びにくい理由

e-POWERはエンジンで発電した電気を使い、モーターでタイヤを駆動します。

一般道では減速時の回生を活用しやすく、エンジンを効率の良い領域で動かしやすいという特徴があります。

ところが高速道路で一定速度を保つ状況では、継続的に大きな電力が必要です。
エンジンで発電し、その電気を利用してモーターを回すため、一般道ほどe-POWERの特徴が燃費へ表れない場面があります。

だからといって高速道路が苦手な車という意味ではありません。
モーターによる加速は合流でも扱いやすく、速度を上げても落ち着いて走れるので、私は長距離移動そのものはかなり快適だと感じています。

新型エクストレイルのサイズ

新型エクストレイルのサイズは、購入後に「思ったより大きかった」とならないために必ず確認しておきたいポイントです。

特に全幅は1,840mmあるため、自宅駐車場だけでなく、よく利用するスーパーや立体駐車場の環境も思い浮かべながら判断すると失敗しにくくなります。

ボディ寸法と取り回し

項目数値
全長4,690mm
全幅1,840mm
全高1,720mm
ホイールベース2,705mm
最小回転半径5.4m
最低地上高2WD 200mm/e-4ORCE 185mm

全長は4.7mを少し下回るので、ミドルサイズSUVとして極端に長い車ではありません。
最小回転半径も5.4mで、数値だけを見るとボディサイズの割に扱いやすい部類です。

日産エクストレイルT33型の右側面とボディサイズが分かる外観
全長4,690mmのT33型。ボディ全体を見ると前後の張り出しは比較的すっきりしています

全幅1840mmは注意したい

私がサイズ面で一番気をつけた方がいいと思うのは、全長より全幅です。

1,840mmあるので、昔ながらの狭い駐車場ではドアを開けるスペースが気になることがあります。
狭い住宅街ですれ違う場面でも、最初は車幅を意識するでしょう。

ただ、運転席からの見切りは比較的つかみやすく、アラウンドビューモニターが装備されている車なら駐車時の不安はかなり減ります。

2025年改良車ではカメラ機能も進化しているため、サイズが不安な方こそ試乗時に駐車までやらせてもらうのがおすすめです。

機械式駐車場では、全幅だけでなく全高、重量、タイヤ外幅など複数の制限があります。
契約している駐車場や利用予定の設備について、管理会社や設備側の正式な対応寸法を確認してください。

5人乗りと7人乗りの違い

エクストレイルは5人乗りと7人乗りを選べますが、家族の人数だけで決める必要はありません。

普段は4~5人までで、釣り、キャンプ、旅行など荷物を多く積むなら、私は5人乗りの使い方が合いやすいと思っています。

2列車は575Lの荷室容量があり、長尺物と大きな荷物を一緒に積みやすいのが魅力です。

一方で「祖父母を乗せることがある」「子どもの友達も乗せる」といった使い方なら、7人乗りの存在はありがたいですよね。

3列目については広さだけを想像で判断せず、実際に座って膝まわりや乗り降りのしやすさを確認してみてください。

新型エクストレイルの評価

私がT33型に乗り続けて感じるのは、エクストレイルは「燃費だけで得をするSUV」でも「悪路だけで活躍するSUV」でもないということです。

走り、静かさ、内装、積載性、運転支援を組み合わせたときの満足感に価値を感じられるかどうかが、この車を選ぶポイントだと思います。

乗って感じる満足度の高い部分

まず気に入っているのはモーター駆動の感覚です。

アクセルを踏んだ直後から自然に速度が乗り、一般的なエンジン車のように変速を待つ感覚がほとんどありません。
街中の発進や高速道路の合流までスムーズかつパワフルな加速で扱いやすいですよ。

さらにe-4ORCEでは前後モーターを使った制御によって、カーブを曲がるときや減速するときの車体の動きが自然に感じられます。

私は釣りやドライブで長い距離を走ることがありますが、移動そのものを楽しめるのはT33を買って良かったと感じる理由のひとつです。

実際の長距離走行で感じた乗り心地については、先ほど紹介した実燃費の記事でも詳しく書いています。

購入前に知っておきたい注意点

もちろん、気になる部分もあります。

まず価格。
標準モデルでも上級グレードになると500万円に近づき、オプションを追加すれば支払総額はさらに増えます。

次に燃費です。
流れの良い一般道では満足していますが、高速道路を中心に走る人が「ハイブリッドSUVだから常に20km/L近く走るだろう」と考えていると、期待とのズレが出るかもしれません。

そして7人乗りの3列目。
必要なときに使える便利さはあるものの、ミニバンの3列目と同じ感覚で選ぶべきではないでしょう。

そのほか、19インチや20インチタイヤを採用する仕様では、交換時の費用も小径タイヤより高くなる傾向があります。

故障や過去のリコールが気になる方は、エクストレイルの故障傾向と歴代モデルの注意点も購入前に確認してみてください。

おすすめできる人と合わない人

エクストレイルが合いやすいのは、家族で普段使いしながら、休日には旅行、キャンプ、釣り、スキーなどへ出かけたい人です。

特にe-4ORCEは雪道だけを目的に選ぶというより、舗装路での乗り心地やカーブでの動きまで含めて試してほしいですね。

反対に、購入価格をできるだけ低くしたい人や、高速道路を中心に走って燃費だけを最優先したい人なら、他のハイブリッドSUVを含めて比較した方が納得しやすいでしょう。

私が感じる不満も含めたオーナー目線の評価は、エクストレイルの評判と現役オーナーが感じる不満点でも紹介しています。

後悔しない購入方法

新型エクストレイルが気になったら、新車だけを見てすぐ決める必要はありません。

現在は初期型T33の中古車も流通しているため、装備の違いと価格差を理解したうえで新車、登録済み未使用車、中古車を比べると選択肢が広がります。

新車と中古車を総額で比べる

新車のメリットは、好きなグレードや色、メーカーオプションを選びやすく、車歴が明確なことです。

一方、中古車では初期型T33を含め、条件によって新車より価格を抑えられる車両が見つかります。

ただし中古車は車両本体価格だけで比べてはいけません。

年式、走行距離、修復歴、タイヤの状態、保証、リコール対応、装備内容まで合わせて比較することが大切です。

新車と同時に同条件の中古車在庫も比較してみると、「新車との差額を払ってでも新しい装備が欲しいのか」が見えやすくなります。

中古価格の見方については、エクストレイルの中古が安い理由と後悔しない選び方で世代別に詳しく解説しています。

リセールまで含めて選ぶ

車の価格を考えるときは、購入時に払う金額だけではなく、数年後に手放すときの金額まで考えると見え方が変わります。

たとえば安いグレードを選んでも、欲しかった装備を後から付けられず買い替えが早まれば、結果として出費が増えることもあります。

逆に、高価な装備をたくさん付けても、その金額がそのまま売却価格へ上乗せされるわけではありません。

そのため私は、リセールだけを狙って仕様を決めるより、「自分が数年間きちんと使う装備か」を優先した方がいいと考えています。

購入価格、維持費、売却時の査定額を合わせた総額で比べてみてください。

中古車相場や買取価格は常に変動します。
将来の査定額を保証できるものではないため、購入時点の相場だけで断定せず、複数の情報を比較するのがおすすめです。

試乗で確認したいポイント

エクストレイルはスペック表だけでは判断しにくい部分が多い車です。

特に確認してほしいのは、発進時のモーターの感覚、減速時のフィーリング、カーブでの車体の動き、シートの座り心地、ロードノイズ、駐車時の車幅感覚です。

e-4ORCEを検討するなら、できれば直線道路だけではなく、少しカーブのある道も走ってみてください。

また家族で使う予定なら、運転する人だけでなく後席へ座る人にも乗ってもらうと判断しやすくなります

購入候補が決まったら試乗予約を入れて実車で確認するのが、数百万円の買い物で後悔する可能性を減らす一番分かりやすい方法です。

◆ワタルのワンポイントアドバイス
私なら試乗で「加速が速いか」だけは見ません。
普段使う速度での発進、右左折、狭い場所での取り回し、駐車、後席の乗り心地まで確認します。

毎日使う部分ほど、購入後の満足度に直結しますよ。

購入前に知りたい疑問

最後に、新型エクストレイルを検討するときによく気になるポイントをまとめます。

新型エクストレイルのFAQ

新型エクストレイルはいくらから買えますか?

2026年8月11日時点では、標準モデルのS・2WDが3,843,400円からです。
標準車のG e-4ORCEは4,946,700円で、NISMOやAUTECHなどでは500万円台のモデルもあります。

オプションや登録関連費用は別途必要になるため、最終的な支払額は販売店の見積もりで確認してください。

新型エクストレイルの燃費は何km/Lですか?

WLTCモードでは2WD・5人乗りが19.4km/L、e-4ORCE・5人乗りが18.1km/L、e-4ORCE・7人乗りが18.0km/Lです。
私の初期型T33 e-4ORCEでは、信号が少ない一般道で20km/Lを超えることがある一方、高速道路では15km/L前後になることがあります。
実燃費は走行条件で変わります。

エクストレイルは大きくて運転しにくいですか?

全長4,690mm、全幅1,840mm、全高1,720mmなので、コンパクトSUVよりは明らかに大きいです。
ただし最小回転半径は5.4mで、アラウンドビューモニター装備車なら駐車もしやすくなります。

車幅の感じ方には個人差があるため、自宅周辺や駐車を想定した試乗をおすすめします。

5人乗りと7人乗りはどちらがおすすめですか?

荷室を頻繁に使う方や、普段5人までしか乗らない方には2列5人乗りが選びやすいと思います。
家族や友人を含めてたまに6~7人で移動する機会があるなら3列車が便利です。

ただし3列目の広さは実際に座って確認してから決めてください。
※但し6~7人で乗ることが多い場合は素直にミニバンをオススメします。

2WDとe-4ORCEはどちらを選ぶべきですか?

購入価格と燃費を優先し、雪道や山道をほとんど走らないなら2WDも十分候補になります。
雨天、雪道、山道を走る機会があり、カーブや加減速時の乗り味まで重視したいならe-4ORCEが断然オススメ。

私はe-4ORCEに乗っていますが、普段の舗装路でも選んで良かったと感じる場面が多いので、折角エクストレイルを購入するならe-4ORCEを推します。

まとめ:数字だけで決めない

新型エクストレイルは、価格や燃費だけを比べて決めるより、内装、荷室、サイズ、e-4ORCEの乗り味、運転支援まで含めて判断した方が満足しやすいSUVです。

2025年改良モデルではGoogle搭載NissanConnectや新しいカメラ機能が加わり、初期型T33より車内の使い勝手も進化しました。

一方で、上級グレードでは500万円前後になる価格、全幅1,840mmの車体、高速走行時の実燃費、3列目の広さなど、購入前に自分の使い方と照らし合わせたい部分もあります。

  • 標準モデルは3,843,400円から4,946,700円
  • WLTC燃費は18.0~19.4km/L
  • ボディサイズは4,690×1,840×1,720mm
  • 2列5人乗りの荷室容量は575L
  • 2025年改良車はGoogle搭載NissanConnectを採用
  • 購入前には新車・未使用車・中古車の総額を比較する

私自身、初期型T33に乗っていて一番気に入っているのは、目的地へ着いたときだけではなく、そこまで走っている時間そのものを楽しめることです。

あなたが燃費を一番重視するのか、家族との快適性を重視するのか、荷物を積んでアウトドアへ行きたいのか。
それによって選ぶグレードも駆動方式も変わります。

数値データは購入判断の入口として使い、最後は実車を見て、自分の生活に合うか確かめてみてください。
価格や装備などの正確な最新情報は日産公式サイトや販売店で確認し、契約条件については担当者と相談したうえで最終判断してください。

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