
こんにちは。
X-TRAIL JOURNEYのワタルです。
新型エクストレイルを検討していて、「ダサい」「かっこ悪い」といった言葉を目にすると、急にデザインが気になってしまいますよね。
数百万円を出して長く乗る車ですから、自分ではいいと思っていても「世間ではどう見られているんだろう」と不安になるのは自然なことだと思います。
私は現在、2025年のマイナーチェンジ前に販売されていたT33型エクストレイルに乗っています。
購入前は写真や動画をかなり見ましたが、最初からすべてのデザインが好みだったわけではありません。
とくにフロントは上下に分かれたライトやグリルの見せ方に少しクセがあると感じていました。
ところが、ディーラーで実車を見たときは印象がかなり変わりました。
写真で見るよりボンネットに厚みがあり、フェンダーも張り出していて、SUVらしい存在感がきちんとあったからです。
私は「画像で見るより実車のほうがかっこいい」と感じ、その印象は今も変わっていません。
さらに2025年9月発売の改良型ではフロントグリルやバンパー、ホイールなどが変更されました。
個人的には現在の改良後モデルのほうが、前期型よりすっきりして好みです。
この記事では、価格や燃費、乗り心地などの評判全般には話を広げず、新型エクストレイルの外観デザインだけに絞ります。
フロントやリア、歴代モデルとの違い、2025年改良前後、ボディカラーや派生モデルまで見ながら、「なぜダサいと言われるのか」をT33オーナーの目線で考えていきます。
- 新型エクストレイルがダサいと言われる理由
- T33のフロントとリアで好みが分かれる部分
- 2025年改良前後で変わった外観の印象
- 実車を見て後悔しないための確認ポイント
新型エクストレイルがダサいと言われる理由
新型エクストレイルを「ダサい」と感じる理由はひとつではありません。
フロントマスクそのものが好みではない人もいれば、T30やT31のような昔のエクストレイルと比べて都会的になりすぎたと感じる人もいます。
また、日本でT33型が発売される前から北米向けローグとして似た外観を目にしていた人にとっては、新型なのに新鮮味が薄く感じられた面もあるでしょう。
まずは、T33のデザインで評価が分かれやすいところから見ていきます。
T33のフロントはダサい?
T33型で最も目につきやすいのがフロントです。
改良前のモデルでは、上側に細いシグネチャーランプ、その下にメインのヘッドランプを配置する上下2分割の構成が採用されています。
初代T30や2代目T31は、ヘッドランプの位置が分かりやすい比較的シンプルな顔つきでした。
その記憶がある人ほど、T33を初めて見たときに「ライトが複雑」「顔つきにクセがある」と感じやすいのではないでしょうか。
さらに前期型では、グリル外周のV字を意識した加飾も目立ちます。
真正面の写真ではライト、グリル、バンパーの各要素が一度に目へ入るので、人によっては少し情報量が多く感じるかもしれません。
ただ、ここは写真と実車でかなり印象が違いました。
私のT33を正面から近距離で撮影するとグリルが目立ちますが、実際に数メートル離れて見ると、ボンネットの高さや車幅とのバランスが分かり、ひとつひとつのパーツだけが浮いて見える感じはありません。


◆ワタルのワンポイントアドバイス
フロントが気になる人は、ネットの真正面写真だけで判断しないほうがいいですよ。私はディーラーで斜め前から実車を見たとき、写真よりボディの厚みが伝わってきて印象が変わりました。少し離れた場所から見るのもおすすめです。
リアが地味に見える理由
T33型のリアは、フロントと比べるとかなり控えめです。左右へ伸びるテールランプ、大きなバックドア、下側の黒い加飾で構成されており、極端に派手な造形ではありません。
最近のSUVでは、左右のランプを一本につないだように見せるデザインや、夜間にひと目で車種が分かる大胆なランプ形状も増えました。そうした車と並べると、T33の後ろ姿を「普通」「少し地味」と感じる人がいるのは分かります。
一方、私はこの控えめさを悪いとは感じていません。リアまで装飾を増やすより、日常で何年も見ることを考えると、このくらい落ち着いているほうが飽きにくいからです。
フロントは個性的、リアは比較的シンプル。この前後の雰囲気の差も、T33のデザインに対する評価が割れやすい理由のひとつだと思います。
旧型の無骨さとの違い
新型エクストレイルの評価を考えるうえで外せないのが、歴代モデルとの違いです。エクストレイルという車名に「角ばったアウトドアSUV」をイメージする人は今でも少なくありません。
初代T30や2代目T31は、直線を多く使ったボディや道具感のある雰囲気が特徴でした。とくにT31は、アウトドアで汚れても気兼ねなく使えそうな見た目が好きだった人も多いでしょう。
3代目T32になると丸みのあるクロスオーバーSUVへ変わり、4代目T33では上質さをさらに意識した造形になっています。つまり「エクストレイルらしさ」の見え方そのものが、世代を重ねるごとに変化してきたんです。
| 世代 | 外観の印象 | 好みが合いやすい人 |
|---|---|---|
| T30 | 角型で道具感のあるSUV | 初代らしい素朴なタフさが好きな人 |
| T31 | 直線的で無骨なSUV | アウトドア車らしい形が好きな人 |
| T32 | 丸みのある都会的なSUV | クロスオーバーらしい流麗さが好きな人 |
| T33 | 上質さとSUV感を合わせた外観 | 街中にもなじむ高級感が欲しい人 |
T31のデザインを基準にT33を見ると、「エクストレイルなのにおとなしくなった」「昔のほうが好みだった」と感じるのは不思議ではありません。しかし、それはT33の造形が成立していないという話ではなく、エクストレイルに求める雰囲気が人によって違うということだと思います。
歴代モデルごとの特徴をさらに確認したい方は、エクストレイルとは?歴代の魅力と今選ばれる理由でT30からT33までの変化を紹介しています。
海外ローグで見慣れていた
前期T33型に新鮮味を感じにくかった理由として、海外で先に似たデザインが登場していたこともあります。
北米ではT33世代と関係の深いローグが日本仕様より先に登場しており、海外の自動車ニュースや動画をよく見る人は、日本でエクストレイルが発売される前からその姿を知ることができました。
私も前期モデルを最初に画像で見たとき、「まったく見たことがない新しい車」という感覚はそこまでありませんでした。新型車に大きな驚きを期待していた人ほど、この既視感を「新鮮さがない」と受け取った可能性はあると思います。
ここで注意したいのは、見慣れていたことと、デザインがダサいことは別という点です。新鮮味への評価と、フロントやサイドの造形そのものへの好みは分けて考えたほうが、自分が本当に気になる部分を見つけやすくなります。
おじさんっぽい車なのか
エクストレイルについて調べていると、「おじさんっぽい」「若い人が乗るとどう見える」といったイメージを気にする人もいます。ただ、現行T33のデザインだけを見れば、特定の年齢層だけを意識した車には見えません。
ボディ自体は落ち着いたSUVですが、2トーンカラーやROCK CREEK、NISMOなど見た目の方向が違うモデルも用意されています。選ぶ仕様によって都会的にもアウトドア寄りにも見せられるので、年齢よりもカラーやグレードの選択で印象が変わる車です。
そもそも車の外観は、乗る人の年齢を決める名札ではありません。「誰が乗っているか」より、自分の生活や好みに合うかどうかを優先したほうが、購入後の満足感につながると思います。
新型エクストレイルはダサい?実車で検証
ここからは、T33を実際に所有している私の目線を中心に見ていきます。私の結論は、T33は写真だけでは少しクセを感じやすいものの、実車ではSUVらしい厚みがあり、ネット上の「ダサい」という一言だけで候補から外すのはもったいない車です。
とくに現在販売されている2025年改良型は、T33の基本シルエットを残しながらフロントまわりを見直しています。前期型を見て好みではなかった人でも、改良後なら印象が変わる可能性があります。
2025年改良で顔つきが変化
日産は2025年8月21日にエクストレイルのマイナーチェンジを発表し、同年9月18日から発売しました。今回の改良では、フロントグリルに横桟調の細かなパターンを採用し、シグネチャーランプを昼間も点灯する仕様へ変更。前後のターンシグナルもLEDになっています。
さらに、フロントとリアのバンパー、ホイールなど外観の見え方に関わる部分も変わりました。詳しい変更内容は、日産公式のエクストレイル マイナーチェンジ発表で確認できます。
私は前期型オーナーなので自分の車にも愛着がありますが、外観だけで選ぶなら改良後のほうが好みです。前期型で存在感のあったV字まわりの見せ方が変わり、横方向のラインが目に入りやすくなったことで、顔全体がすっきり見えるからです。
これは「前期型がダサい、後期型ならかっこいい」という単純な話ではありません。前期型のメッキ使いやVモーションが好きな人もいます。購入前なら、同じようなボディカラーの前期型と改良後を見比べて、自分がどちらを長く好きでいられるかで決めるのがいいと思います。
実車は写真より立体感がある
T33は、実車を見る価値がかなりあるデザインだと感じています。
理由は、正面写真では伝わりにくいボンネットの高さ、フェンダーの張り出し、サイド面の抑揚があるからです。
標準車は全幅1,840mm、全高1,720mmあり、実際に目の前へ置かれるとコンパクトSUVとは明らかに違うボリュームがあります。
写真では上下2分割ライトが主役に見えても、実車では車体全体の中の一部分として見えるので、印象が和らぎやすいんです。
側面から見ると、ルーフを極端に寝かせたクーペSUVではなく、後ろまで高さを残したSUVらしい形になっています。デザインだけを優先して荷室を小さく見せる方向ではないので、派手さより「ちゃんとSUVに見える」スタイルだと思います。


私はこの横から見た姿がかなり好きです。
フロントだけを見ると都会的になった印象がありますが、側面まで含めるとエクストレイルらしい実用車の雰囲気が残っています。
また、T33はドア下部やホイールアーチまわりに黒いパーツを使い、ボディ全体が一色の塊に見えないようになっています。
ホワイト系ではこの黒い部分との境界がはっきりし、SUVらしい腰高感が出ます。
反対にブラック系では境界が目立ちにくくなり、全体がひと続きに見えるので、同じ車でもかなり雰囲気が変わります。
リアドアから後ろの窓も極端に小さくしていないため、横から見ると荷物を積む車らしい実用的な形です。
最近のSUVに多いクーペ風の流線型を期待すると少し四角く見えるかもしれませんが、私はエクストレイルにはこのくらいの実用車らしさが合っていると思います。
つまり、T33を評価するときは「フロントマスクが好きか」だけで終わらせず、正面、斜め前、側面、斜め後ろまで一台の車として見たほうがいいんです。
ひとつの角度だけでは気になった部分が、全体で見ると意外となじんでいることがあります。
ボディカラーで印象が変わる
「新型エクストレイルがダサく見える」と感じたら、別のボディカラーも見てみてください。
同じグレードでも、色によってグリルや樹脂パーツの目立ち方がかなり変わります。
ホワイト系はボディの面やプレスラインが見えやすく、車体も大きく感じやすい色です。
ブラック系ではグリルや黒い下まわりとの境目がなじむため、フロントの各パーツが目立ちにくくなります。
グレー系は樹脂部分とのつながりが自然に見えやすく、2トーンではルーフとの境界がはっきりして、全体が少し軽快な雰囲気になります。
ただし、ここで気を付けたいのがスマートフォン画面の色です。
メーカーサイト、販売店の写真、晴天の屋外、屋内照明では同じカラーでもかなり違って見えます。
できれば第一候補のカラーだけでも実車を確認してください。
見た目で後悔したくないなら、「人気色だから」ではなく、自分が駐車場で毎日見たときに好きでいられる色を選ぶこと。
私はこれが一番大切だと思います。
ホイールで印象が変わる
エクストレイルのようなSUVでは、ホイールも外観全体の雰囲気を左右します。
車体に対してホイールが小さく見えるか、大きく見えるかで、同じボディでも印象が変わるからです。
前期型でもグレードによって足元の見え方は違いますし、2025年改良後ではホイールデザインも変更されています。
車を横から見たときは、フロントグリルよりむしろホイールの存在感が気になる人もいるでしょう。


ただ、見た目だけで大径ホイールを選ぶのはおすすめしません。
タイヤの価格や乗り味にも関係するため、購入時は外観と維持費を分けずに確認したほうが安心です。
乗り味についてはこの記事で広げず、詳しく知りたい方はエクストレイルの乗り心地をオーナー目線で解説した記事を参考にしてください。
派生モデルなら個性を選べる
標準車のT33を見て「上品すぎる」「もう少しアウトドア感が欲しい」と感じるなら、派生モデルまで見ると選択肢が広がります。
現在は標準車に加え、ROCK CREEK、NISMO、AUTECHなど、それぞれ外観の方向が違うモデルが用意されています。
日産公式でも2025年改良後のエクストレイルについて、タフギアらしさと洗練を磨いたデザインとして紹介しています。
最新のラインアップと外観は日産エクストレイル公式ページで確認できます。
| モデル | 外観の方向 | 向いている好み |
|---|---|---|
| 標準車 | 上質で落ち着いたSUV | 街中とレジャーの両方になじませたい |
| ROCK CREEK | アウトドア感を前面に出した外観 | T31のようなタフな雰囲気が好き |
| NISMO | スポーティな専用デザイン | 低く引き締まった印象が好み |
| AUTECH | プレミアム寄りの専用加飾 | 上品さや特別感を重視したい |



標準車だけを見て「自分には合わない」と決める必要はありません。
同じT33でも、派生モデルまで含めるとかなり雰囲気が違います。
見た目で後悔しない確認方法
まず、展示車を真正面だけでなく斜め前から見ます。
次に真横へ移動し、ルーフラインとホイールのバランスを確認。そのまま斜め後ろへ回って、リアの見え方もチェックしてください。
さらに、車から5〜10mほど離れて全体を見るといいですよ。
普段、自分の車を見るのは至近距離だけではありません。スーパーの駐車場へ戻ってくるときや、自宅の窓から見るときなど、少し離れた姿のほうが日常では多いくらいです。
できれば屋外でも見てください。
ボディカラーやメッキ、グロスブラック部分は照明によって印象が変わります。
室内展示で好みだった色が、太陽光では思ったより明るく感じることもあります。
◆ワタルのワンポイントアドバイス
試乗したあともすぐ店内へ戻らず、停めた車を一度離れた場所から眺めてみてください。
「やっぱりこの車かっこいいな」と自然に思えるなら、その感覚は大切にしていいと思います。
なお、価格や燃費、装備、乗り心地、不具合といったネガティブな評価全般が知りたい場合は、この記事で同じ話を繰り返さず、エクストレイルの評判が悪いと言われる理由でまとめています。
外観と購入後の不満は分けて確認すると、自分が何に迷っているのか分かりやすくなります。
新型エクストレイルのよくある質問
新型エクストレイルがダサいかの結論
新型エクストレイルがダサいと言われる背景には、T33独特の上下2分割ライト、前期型のグリル、比較的控えめなリア、そしてT30・T31から続く無骨なイメージとの違いがあります。
とくに昔のエクストレイルを「アウトドアの道具」として好きだった人ほど、T33の上質で都会的な方向に戸惑う可能性はあります。
また、海外のローグで似た姿を先に見ていた人には、日本発売時の新鮮味が薄かったかもしれません。
それでも、私がT33を所有して感じるのは、写真だけで評価するのはもったいないということです。
真正面の画像ではライトやグリルに目が行きますが、実車ではボンネットの厚みやフェンダー、サイドのシルエットまで含めてひとつのSUVとして見えます。
さらに2025年改良後はフロントまわりのデザインが変わり、ROCK CREEKやNISMO、AUTECHなど外観の選択肢も増えました。
標準車のひとつの写真だけを見て、エクストレイル全体を判断する必要はありません。
- T33は上下2分割ライトで好みが分かれやすい
- リアは派手さより落ち着きを感じるデザイン
- T30やT31の無骨さを求めると違和感が出やすい
- 2025年改良後はフロントやホイールが変更された
- ボディカラーや派生モデルでも印象が変わる
- 最終判断は写真ではなく実車を見るのがおすすめ
車のデザインには、燃費のようなひとつの正解はありません。
誰かが「ダサい」と書いていても、自分が駐車場で見たときに「やっぱりこの車が好きだな」と思えるなら、それは十分な購入理由です。
反対に、実車をいろいろな角度から見てもどうしても好きになれないなら、無理に評判を探して自分を納得させる必要もありません。
毎日目にする車だからこそ、最後は自分の感覚を大切にしてください。
私自身は前期T33に乗っていて、今でも外観に満足しています。
そして改良後モデルを見ると、「こちらもかなりいいな」と感じます。
新型エクストレイルがダサいかどうか迷っているなら、まず一度、販売店で実車をじっくり見てみてください。
ネットの画像だけでは分からなかった魅力に気づくかもしれません。








