
こんにちは。
X-TRAIL JOURNEYのワタルです。
私は2025年9月のマイナーチェンジ前に販売されていた、初期型T33エクストレイルに乗っています。
購入する前は、エクストレイルの試乗動画やレビューをかなり見ました。
静粛性が高い、モーター走行が滑らか、内装の質感が高い。そんな評価を見ながら、「実際に所有したらどんな車なんだろう」と期待していたのを覚えています。
そして実際に長く乗ってみると、購入前に感じていた期待どおりだった部分もあれば、乗り続けて初めて分かったこともありました。
今でも特に気に入っているのは、発進から加速までの滑らかさ、山道でも気持ちよく曲がれる走り、そして乗り込むたびに満足できる内装の質感です。
その一方で、低速走行では発電用エンジンの音が意外と耳に入ったり、路面によって上下の揺れが気になったりします。回生ブレーキの独特な減速感も、購入直後は少し戸惑いました。
この記事では口コミを集めて評価するのではなく、私自身が初期型T33を実際に所有して感じてきたことを中心に紹介します。
- T33を長く所有して感じる現在の評価
- 今でも満足している走りと内装
- 購入直後から評価が変わったポイント
- 実際に所有して分かった不満や注意点
T33を長く乗った現在の評価
まず、私自身が今エクストレイルをどう評価しているのかからお話しします。
細かな不満はありますが、総合的には今でも「この車を選んで良かった」と感じています。
特に、毎回の運転で体感できる滑らかさや、運転席に座ったときの満足感は、購入当初だけのものではありませんでした。
今でも買って良かったと思う
T33に乗り始めてから時間が経っていますが、車へ乗り込んだときに「いい車だな」と思える感覚は今も残っています。
新車を買った直後は、どんな車でも新鮮に感じるものですよね。
しかし、数か月、数年と乗れば新鮮さは少しずつ薄れていきます。
それでも私の場合、エクストレイルはハンドルを握って走り出したときの滑らかさや、タンカラーの内装を見たときの満足感が今もあります。
もちろん完璧ではありません。
あとから詳しく触れますが、「この価格なら最初から付いていてほしかった」と思う装備や、乗り心地で気になるところもあります。
それでも、欠点を含めたうえで所有を後悔しているかと聞かれれば、私はそうは感じていません。
私にとってT33エクストレイルは、細かな不満よりも、運転するたびに感じる滑らかさや上質感のほうが上回っている車です。
購入前より評価が上がった部分もある
購入前から期待していたのが、e-POWERによる滑らかな走りでした。
これは実際に長く乗っても期待を裏切らなかった部分です。
むしろ日常的に使うほど、この滑らかさの良さを感じるようになりました。
信号から発進するとき、高速道路へ合流するとき、少し速度を上げたいとき。
アクセル操作に対して車が素直に反応してくれるので、普段の運転で余計なストレスを感じにくいんですよ。
購入前は「モーターだから速いのかな」という部分に目が行きがちでしたが、今は絶対的な速さよりも、毎回の加速が自然で滑らかなことのほうがT33の魅力だと感じています。
今でも満足しているポイント
ここからは、購入して時間が経った今でも気に入っているところを紹介します。
短時間の試乗でも感じられる部分はありますが、毎日のように使うことで「やっぱりここはいいな」と感じているポイントです。
発進と加速がとにかく滑らか
T33エクストレイルで一番好きなところを聞かれたら、私はまず滑らかな走りを挙げます。
アクセルを踏んだ瞬間にモーターが反応し、そのままスーッと速度が上がっていく感覚があります。
ガソリン車のようにエンジン回転数の変化や変速を強く意識することが少なく、市街地でも自然に速度を乗せられます。
この感覚は納車直後だけでなく、今でも変わりません。
日産公式でも、T33のe-POWERはエンジンを発電に使い、駆動をモーターで行う仕組みとして説明されています。
詳しい仕組みを知りたい方は、日産公式のe-POWER解説も確認してみてください。
山道を走るのが楽しい
私はエクストレイルで山道を走ることもありますが、カーブが続く道はかなり楽しいです。
車高が高いSUVなので、購入前はもう少し大きな車を動かしている感覚があるのかなと思っていました。
しかし実際には、ハンドルを切ったときに自然に車の向きが変わってくれます。
簡単に言うと、カーブの際は内側の車輪にのみ少しブレーキをかけるなどの調整を細かく行い、スムーズに曲がれるように制御しているんです。
その為、普通の速度で山道を流しているだけでも、ハンドル操作に対して車が素直についてくるので気持ちいいんですよ。


内装は今見ても満足できる
エクストレイルを購入した理由のひとつが内装でした。
私の車はタンカラーの内装ですが、シートだけでなくダッシュボードやドア周辺まで含めた雰囲気がとても気に入っています。
内装というのは、購入するときには重要でも、慣れてしまえば気にならなくなると思うかもしれません。
ですが私は今でも車に乗り込むとき、この内装を見て少し気分が上がります。
毎日触れるハンドルの感触もしっとり滑らかで、とても好みです。
スペック表には「ハンドルの触り心地」なんて書かれていませんが、こういう部分こそ長く所有すると満足度につながるのだと思います。


ハンドルの手触りも好き
かなり細かな話ですが、ハンドルの手触りも気に入っています。
運転している間、最も長く触れている部分がハンドルです。
見た目だけでなく、握ったときの感触が自分に合っていることは意外と大事だと思います。
ステアリングスイッチも、慣れてしまえば運転しながら操作しやすい配置です。


全体的な静粛性には満足
気になる点としてエンジン音についても触れますが、まず前提として、私はT33エクストレイルを全体的には静かな車だと感じています。
モーターだけで走っているときは特に静かで、街中をゆっくり走っているときには車内で過ごしやすいです。
高速道路でも、普通に会話したり音楽を聞いたりする分には快適だと思います。
ただし、「静かな車」と「エンジン音をほとんど感じない車」は少し違います。
ここは購入後に私の評価が変わった部分でした。
購入後に評価が変わったポイント
購入前のレビューや短時間の試乗だけでは分からなかったこともあります。
ここでは、納車直後と現在で感じ方が変わった部分を紹介します。
回生ブレーキにはすっかり慣れた
納車直後に少し戸惑ったのが、回生ブレーキ独特の減速感でした。
以前乗っていた車と比べると、アクセルから足を離したときの速度の落ち方が違って感じられたからです。
最初は「少し減速が強いな」と感じることもありました。
ところが、今ではほとんど意識していません。
むしろアクセルの戻し方を調整することで、自分が減速したいタイミングに合わせやすくなりました。
これは、短時間の試乗だけでは評価しづらい部分だと思います。
試乗して回生ブレーキに違和感があっても、それだけで「運転しにくい車」と決める必要はないと思います。
私自身、最初は慣れませんでしたが、今では普通に使えています。
寧ろアクセルを離すだけで十分な減速感があるので、ブレーキを踏む回数は減り楽に運転できるようになりました。
因みにエクストレイルにはドライブモードが5種類あり、エコモードは回生ブレーキが強めに掛るので、E-Pedalを使用しなくても十分な減速感があります。
低速時のエンジン音は想定外だった
一方で、購入前より評価が少し下がったのが低速時のエンジン音です。
購入前に見ていた試乗動画では、「かなり静か」「エンジンが動いているのが分からない」といったレビューを目にすることがありました。
そのため私自身も、かなり静かな車を想像していました。
もちろん、実際にも全体としては静かです。
しかし、アイドリングストップ時や低速走行中などに発電用エンジンが始動すると、周囲が静かなぶん、逆にエンジン音が耳に入ってくることがあります。
走り始めてからエンジンがある程度温まるまでは、特にエンジンの音が大きくなりがちです。
更に新型エクストレイルのエンジンは三気筒というのも大きいかもしれません。
前の車は四気筒だったのですが、エンジン音のみで比べると明らかにエクストレイルの方が大きいと感じます。
それ以外の部分では普通のガソリン車や一般的なハイブリッド車と比べれば、かなり静かなほうだとは思います。
それでも購入前の期待がかなり高かったので、最初は少し残念に感じました。
「エクストレイルは静か」という評価は間違いではありませんが、EVのように常に静かなわけではない。
今はそう考えています。
上下の揺れは今も気になる
長く乗っても、路面によって少し気になるのが上下の揺れです。
段差を越えた瞬間にガツンと来る硬さというより、段差のあとに車体が上下へ動く感じが残ることがあります。
道路がきれいな場所では快適なので、いつでも乗り心地が悪いとは思いません。
ただ、荒れた路面やうねりのある道路では気になることがあります。
乗り心地については人による好みの差がかなり大きいです。
私は許容できていますが、揺れに敏感な方は試乗で確認したほうがいいと思います。
特に家族で使用する場合は、全員で試乗することをオススメします。
この点については、T33エクストレイルの乗り心地を詳しく検証した記事でさらに詳しく紹介しているので参考にして下さい。
停車中の高い音は今も聞こえる
停車しているときに、キーンというモスキート音のような高い音が聞こえることがあります。
私は普段、車内で音楽をかけていることが多いので、その状態ならほとんど気になりません。
ただ、オーディオを止めた静かな車内では聞こえることがあります。
高い音は聞こえ方に個人差があるので、誰でも同じように感じるとは限りません。
私の場合は「気になることはあるけれど、これが理由で車を嫌になるほどではない」という程度です。
普段と違う音や異常と思われる音が続く場合は、自己判断せず販売店や整備担当者へ確認してください。
長く乗って分かった装備の不満
走り以外では、「ここはもう少し頑張ってほしかった」と感じる装備があります。
どちらもエクストレイルそのものを嫌いになるほどの欠点ではありませんが、価格帯を考えると惜しく感じるところです。
車内灯が電球なのは惜しい
私の初期型T33で最初に気になったのが、一部の車内灯が電球だったことです。
運転席まわりや内装にはかなり先進的な雰囲気があるので、車内灯を点けたときに電球色なのを見ると少しギャップがありました。
私はディーラーオプションでLEDへ変更してもらっています。
ただ、ナンバー灯は現在も電球のままです。
ここは完全に好みですが、個人的にはこの価格帯なら最初からLEDでも良かったのではと思います。
自分で交換する場合は、T33エクストレイル対応のLEDルームランプもあります。
ただし年式や車両仕様によって適合が異なる場合があるため、購入前に必ず確認してください。
シートベンチレーションが欲しい
私が今でも「付いていたら良かったのに」と思うのがシートベンチレーションです。
特に真夏ですね。
内装の質感には満足していますが、暑い日に長時間座っていると背中や太ももの蒸れが気になります。
そんなときは、シートベンチレーションがあれば快適だっただろうなと思います。
購入時にはそれほど重要視していなかった装備ですが、長く所有して季節を何度も経験すると、欲しくなった装備のひとつです。
因みに同じような価格帯のSUVでいうと、トヨタのRAV4やハリアー、マツダのCX-60、スバルのフォレスターでは選べるようになっています。
動画だけでは分からなかったこと
私は購入前にYouTubeなどでエクストレイルの試乗レビューをかなり見ました。
動画はとても参考になります。ただ、実際に所有して初めて分かったこともありました。
静粛性は動画だけでは判断しにくい
私が購入前に参考にしたのはYOUTUBEの試乗動画です。
私が購入したのは発売後すぐで、店舗にも実車はなく試乗もできない状態でした。
なので車評論家の方々の動画をたくさん視聴。
その中で、動画で一番判断しづらいと思ったのが音です。
撮影に使うマイク、マイクを置く位置、編集、再生するスマートフォンやスピーカーによって聞こえ方が変わります。
私も購入前は試乗動画を見ながら「本当に静かそうだな」と感じていました。
実際に静かな車ではありますが、低速時の発電用エンジン音まで正確に想像するのは難しかったです。
だからこそ、静粛性を重視する方には試乗時にオーディオを切って走ってみてほしいと思います。
因みに試乗もせず購入を決断した理由はいくつかあり
一つは前の車の車検が迫っていたこと
それに加え、e-4ORCEの走りが気になったこと
内装の質感が良かったこと
これらが決め手となり購入の決断をしました。
上下動は自分の体で確認したい
乗り心地も同じです。
動画で車体が少し上下している映像を見ても、それが車内でどのように感じるのかまでは分かりません。
レビューした人が「快適」と言っていても、自分にとって快適とは限らないんですよね。
逆もあります。
なのでやはり後悔しない為に、しっかり試乗して確認することがオススメです。
口コミで悪く書かれていても、自分で乗ればまったく気にならないこともあります。
第三者の評価をまとめて確認したい場合は、この記事ではなくT33エクストレイルの口コミとオーナー評価をまとめた記事をご覧ください。
今回の記事では、あくまで私自身が乗ってどう感じたかに絞っています。
購入前に試してほしいこと
私が今からT33を購入するとしたら、試乗で特に確認するのは次のポイントです。
低速でエンジン音を聞く
静粛性が気になるなら、速度を上げて走るだけではなく、駐車場や住宅街のような低速域も走ってみてください。
オーディオを止めた状態で発電用エンジンが始動したとき、自分がどの程度気になるかを確認します。
私にとっては許容できる音ですが、静かな車を最優先している人なら評価が違うかもしれません。
段差を越えてみる
試乗コースに段差や少し荒れた路面があれば、ぜひ通ってみてください。
段差を越えた瞬間だけではなく、そのあとの車体の動きまで感じるのがポイントです。
家族が後席へ乗ることが多いなら、自分だけでなく家族にも乗ってもらうといいと思います。
アクセルを戻した感覚を試す
回生ブレーキの感覚も確かめてみてください。
特にガソリン車から乗り換える場合は、アクセルを離したときの減速感が少し違って感じられるかもしれません。
ただし、私のように慣れるケースもあります。
最初の数分だけで判断するより、販売店スタッフに操作方法を聞きながら少し長めに運転できると分かりやすいですよ。



ドライブモードも全て試して、走りの違いや回生ブレーキの効き方を確認するのも忘れないで下さい!
内装は触って確認する
写真では分かりにくいのが内装の感触です。
ハンドル、シート、ドア周辺など、普段触れる場所を実際に確認してみてください。
私は内装の質感を今でも気に入っているので、ここを重視してT33を選ぶのは十分ありだと思います。
中古車を検討している場合は、年式やグレード、オプションまで含めて違いがあります。
T33エクストレイルの中古車在庫を比較して候補を絞ってから実車を見に行くと比較しやすいです。
ネットでレビューを調べ続けると、良い意見と悪い意見の両方が出てきて迷ってしまいます。



候補として残っているなら、最後は実車を試乗して自分で確認するのが一番早いですよ。
T33が合うと思う人
実際に所有してきた経験から考えると、T33エクストレイルは次のような方なら満足しやすいと思います。
滑らかな走りが好きな人
私はT33の魅力をひとつ選ぶなら、やはり走りの滑らかさです。
発進や加速を繰り返す街中でもぎくしゃくしにくく、必要なときに自然に速度が出ます。
馬力の数字だけではなく、日常運転の気持ちよさを重視する人には合いやすい車だと思います。
内装の上質感を重視する人
車に乗っている時間そのものを快適にしたい人にも向いています。
T33は歴代エクストレイルのなかでも内装がかなり上質になったと感じます。
アウトドアSUVらしい使い方をしながら、普段は落ち着いた車内で過ごしたい。
そんな人には相性がいいのではないでしょうか。
欠点も含めて判断できる人
一方で、エンジン音がまったく聞こえないことや、どんな道路でも揺れを感じないことを期待すると、少し違うかもしれません。
車内灯やベンチレーションなど、装備面でも「この価格なら欲しかった」と感じる部分があります。
だからこそ、自分が何を重要視しているかが大切です。
良い点だけを見るのでもなく、悪い部分だけを見るのでもなく、自分が許容できるかどうかで判断するのがいいと思います。
よくある質問
最後に、私が実際にT33へ乗ってきた経験をもとに、購入前に気になりやすいポイントへ回答します。
T33エクストレイル長期レビューFAQ
T33長期レビューのまとめ
初期型T33エクストレイルを実際に所有してきて、私は今でもこの車を選んで良かったと思っています。
特に満足しているのは、発進から加速までの滑らかさ、山道での自然な走り、そして内装の質感です。
購入直後だけではなく、長く乗った現在でも魅力に感じています。
一方で、購入前には分からなかったところもありました。
低速走行中に聞こえる発電用エンジンの音、路面によって感じる上下の揺れ、購入当初に違和感があった回生ブレーキ。
さらに、一部の電球やシートベンチレーションがないことも、実際に使っているからこそ感じる不満です。
- 今でも満足
滑らかな加速、山道での走り、内装の質感 - 慣れた部分
回生ブレーキの減速感 - 今も気になる
上下の揺れ、低速時のエンジン音 - 装備の不満
一部の電球、シートベンチレーション非装備
今回書いた内容は、口コミを集めて作った評価ではありません。
私自身がT33と過ごしてきたなかで感じたことです。
だからといって、私が気になるところをあなたも同じように気にするとは限りません。
逆に、私が気に入っている部分が、あなたにとってはそれほど重要ではないこともあるでしょう。
最終的には、自分が普段走る道に近い環境で試乗して、音、揺れ、アクセル、ブレーキ、内装を確かめてみてください。
レビューを読んで最後まで候補に残っているなら、実際にハンドルを握ったときの感覚が一番確かな答えになると思います。
なお、現行エクストレイルは2025年9月の改良で仕様や装備が変更されています。
この記事は私が所有する改良前の初期型T33を中心にしています。
現在販売されているモデルの詳細は新型エクストレイルの価格・内装・燃費・装備をまとめた記事も参考にしてください。
正確なグレード構成、装備、価格などは日産公式サイトや販売店で最新情報を確認してください。
中古車については個体ごとに状態や保証内容が異なるため、最終的な判断は販売店や専門スタッフへ相談することをおすすめします。








